世界で一番幸せな「赤い糸ものがたり」を聞かせてください。
「幸せなふたりのであい100選」の応募状況について 結婚へのあこがれを生み、結婚へのイメージの改善を図るとともに、家庭や家族を持ち、大切に思う心を育てることを目的に、広く全国に幸せなふたりのであい100選」を募集しました。
募集期間:平成17年8月1日(月)〜平成17年10月31日(月) 募集内容:幸せなふたりの出会いのエピソードを募集 応募総数:2,049件( 海外も含め、全国から応募あり。) ロマンス部門:684件    ドラマティック部門:798件 ハプニング部門:385件  あこがれ部門:182件
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西村知美さん写真 西村知美さん(特別審査員)からのコメント
とても感動しました。本当に相手を思えばこそ、時間も距離も飛び越えてつながっていけるのだという事を、心から感じさせていただきました。もしあの瞬間がなかったら二人は出会っていなかったのかもしれない、こんなにずっと前から二人はつながっていたなんて・・・など赤い糸の物語はとても不思議な引き合わせをするのですね。誰でも必ず誰かと赤い糸はつながっていると思います。ぜひ勇気を出して手繰り寄せてみてください。幸せの瞬間がそこには待っています。
最優秀賞 運命の赤い糸大賞
風船が運んでくれた幸せの赤い糸 応募部門:ドラマティック部門 山内 聡さん 20代男性/京都府
小学校のとき、学校の企画で風船を飛ばしました。
風船の中には、生徒それぞれが書いた手紙を入れたのです。
僕は、「一緒に花を見に行こう。一面の花畑を」と書いた手紙を入れて、
大空へと風船を飛ばしました。

そして、風船のことなんかすっかり忘れてしまった17歳の夏。
アヤという少女が僕の高校に転校してきました。
席が近かったこともあり、お互いの話をするようになってすぐに仲良くなりました。
ある日、国語の授業で、自分が大事にしている宝物と、
それにまつわる話を一人ひとりが発表することになりました。
このときアヤが、木にからまっていた風船と、その中に入っていた手紙の話をしたのです。
そのとき僕は、「そういえば小学校のときに……」と、当時のことをなんとなく思い出しました。
そして、授業が終わってから、アヤに詳しい話を聞いてみたのです。
すると、僕が風船を飛ばした時期とアヤが拾った時期がほぼ同じだったことや、
アヤが拾った場所が隣町だったことがわかり、妙な気分に襲われたのです。
アヤは、風船に入っていた手紙には、「花畑を見に行こう」と書いてあったと言います。
僕は、立ちすくんでしまいました。
「その手紙に、ドラえもんの絵がかいてなかった?」 「なんで知ってるの!?」
驚きながら、ふたりは一瞬見つめ合いました。僕の飛ばした手紙でした。
アヤは笑いながら僕に言いました。「花を見に行こう」と。

コスモス畑が初デート。ひまわり畑でプロポーズ。そして、僕たちは結婚しました。
いまでも手紙を大事に持っています。僕たちふたりを引き合わせてくれた手紙は一生の宝物。
生まれた子どもにも僕たちの出会いを教えてあげたいと思います。
この子にも、僕らのような出会いがありますように。
(幼なじみの友人に代わって)
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