「夫婦になる」「親になる」「家族になる」ということ
2014.11.14 Author:NPO法人 パパちから応援隊 理事長 赤松 邦子
18年前、母親支援から始まり
5年前には直接的な父親支援も
始めました。
パパが赤ちゃんと二人で参加する
めずらしいセミナーを開催しています。
あやし方を学ぶだけではなく、
夫婦の絆を再認識してもらうワークショップも好評です。
交流しながら他のパパのやり方や、考えを知ったりできるのも、パパには喜ばれています。
ママは別室で交流会を持ちます。
今の若い父親は「家事も子育ても分かち合って一緒に」という意識が備わっています。その意識を後押しし、自信を持っていただくのが「パパちから応援隊」の目指すものです。
母親だから育児が得意、父親は苦手なものということは
決してありません。赤ちゃんと積極的に関わることで得られる
パパとしての自覚は、ママにとっては気持ちの安定につながり
ます。妻のご機嫌伺いで指示通りの家事や育児をする
「お手伝い」の立場から脱し、夫として、父親として妻や子どもと
の共感・共有時間を増やすために、また男性の人生を豊かにす
る大切な体験として捉えていただければ嬉しいです。
が、近頃気になってきたことがあります。
パパは仕事で疲れ、家庭でも妻のご機嫌とりをして・・とパパが疲弊している現状です。
ママはつい、自分の育児のやり方を押し通してダメ出ししてしまいがち。
パパのやる気を摘んでしまっているようです。
赤ちゃんが生まれてすぐのママの心身は特別にデリケートです。
その上に慣れない育児に昼間は孤軍奮闘し、
帰宅早々のパパに不安やイライラを向けてしまうこともしばしば。。
お互いの気持ちを思いやって、温かいコミュニケーションを
楽しんでほしいです。
受け取って返してほしい思いで投げるボールのように言葉の
キャッチボールをしましょう。
ボールを当ててやっつけるドッチボールの言葉を投げてはいませんか?
気づいた時が変わりどき。私たちが応援します!

Author:NPO法人 パパちから応援隊 理事長 赤松 邦子
平成17年より 奈良県なら子育て応援団 団長。奈良県こども・子育て応援県民会議委員。
幼稚園教諭や自分の子育て体験を活かして子育て支援活動を始めて18年。
夫婦、親子のために「家族まるごと支援」をしています。
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