笑顔が集まれ場

   吉野町内で文庫の活動をはじめて16年が経ちました。

 始まりは「自分達の子どもに児童書が溢れる場所を作ってあげたい」という思いから、図書館がない地域での文庫としてスタートしました。拠点となる場所を4回引っ越して、町の空き施設であった老人憩いの家を使わせていただけることになりました。

  文庫の活動が始まりましたが、運営していくためには光熱水費等の運営費を捻出しなくてはなりません。そこで、親子だけでなく、地域の人々が集えるカフェを作って、ほっこりひと息ついてもらうとともに、そのお茶代を運営費に回せないかと考えました。カフェスペースを作るため、倉庫として使っていた部屋をリフォームすることになり、以前から文庫に来てくれていたDIYの得意なお母さんに協力を呼びかけましたところ、お母さんからお母さんへ繋がりが広がり、たくさんの方が手伝ってくださるようになりました。最終的には手作りの、温かみのある気持ちのいい空間が出来上がりました。

 

このカフェスペースが地域の人々が集まる場所」となり、母親達が自主的に様々な催しを実施するようになっていきました。また、本だけでは来てくれたことのなかった人にもお会いできるようになり、地域の人々との交流が生まれました。お客様として来てくれていたお母さんが活動を手伝ってくれるようになったり、一緒にイベントを楽しんだり、得意なことを活かしてイベントを始めてくれたり。活動を続けていく中で、楽しみを重ね合える場所があれば、さらに繋がりは広がっていくということを教えてもらいました。

そして、本のある空間、文庫にできることがあるということを教えてもらいました。
何より嬉しいのは、赤ちゃん連れのお母さんが増えたことです。

 


赤ちゃんから おじいちゃん おばあちゃん
いろんな世代の人たちが

思い思いに本を読んだり、お話ししたり、

のんびりと過ごせる場所。

木の子文庫は、
そんな文庫になりたいと思っています。』



16年前の文庫オープン時の案内に入れた言葉です。

場所は集う人、使い合う人たちで作り合っていくものだと思います。

子育て中のお母さんshine。どうぞ、迷った時にはおかあさんがひと息つける、楽しめる場所に行ってみてください。

きっと、笑顔が重なりあう中から、笑顔や新たな道が見えてくると思います。
お母さんの笑顔は、家庭を明るく照らします。
それは、自然と家族の笑顔にも繋がると思うのです。


一般社団法人  木の子文庫
代表理事  上田由賀

※木の子文庫FBページ

https://www.facebook.com/bunkocafekinoko/

Author:木の子文庫 代表理事 上田由賀

26歳を筆頭とする二男一女の母
吉野に嫁いで27年。
自営業とやりたいこととの両立、笑顔の花を増やすべく日々奮闘中

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