宇陀市子育て支援センターすくすく

 宇陀市では少子高齢化が進み、地域での子育てパワーが足りなくなっていく不安を抱えています。しかしそんな中でも、情報や友達の繋がりを増やしながら子育てしていこうとするたくましいお母さんお父さんがいらっしゃいます。
私自身、仕事をしながら4人の子育てをしてきて無我夢中でした。たくさんの周りの方に助けてもらったことで、親として成長していくことを感じてきました。長年子育て支援の仕事をしてきた経験を生かし自分とも重ねながら、たくましく頑張る保護者の方にいろいろな視点からのお手伝いや安心できる場所の提供をしたいと毎日奮闘しています。



宇陀市子育て支援センターすくすくでは、「開放ルーム」(平日9時〜16時)、「つどいの広場」(出前広場・毎週水曜日・市内各地)、「親子教室」(登録制・月1回・学年別グループ)をメインにし、「子育て講座」(親子リトミック・ベビーマッサージ・英語で遊ぼう・親子ヨガ・お楽しみ講座など)、「すくすくフェスティバル」(運動会)、「コンサート」、「パパと遊ぼう!」「双子ちゃん集まれ!」など、アンケートの声を生かしながら親子で集える機会を提供しています。
また、電話や面談での相談をいつでも受け付けています。「親子教室」に登録している方は、時間をとって担当職員と面談をおこなえるようにしています。

 

センターには、それぞれの目的をもって親子や家族が来てくれます。遊びだけでなくお弁当を持ってきて一緒に過ごすことで、親子で親しくなりお互いが成長していく様子があちこちで見られます。特に嬉しいのは、お母さん(時々おばあちゃんも)が元気になられていく様子を感じた時です。初めて利用された頃は遠慮がちで笑顔も少なくわが子としか話さなかったお母さんが、職員を仲介として大きな声で笑ったり、他の子どもさんにも声をかけたり、トイレに行く間子どもを引き受けあう姿を見つけるたびに、親として成長されているなあと思い、益々応援したくなります。
 出前広場やイベントに参加するだけでも楽しかったり癒されたりするようですが、毎日時間を決めてセンターを利用されている方は、元気になっていくスピードが早いような気がします。それだけ子育ての時期は、毎日の些細なことが不安やストレスや疲れを溜めさせるのではないかと思います。たわいない話を聞いてくれる相手がいること、よく似た環境の方が頑張っている姿を見ること、知らなかったことがわかること等が、保護者の方の持っている力を引き出させる気がします。
私たち職員は、代わりに子育てするわけでも保育するわけでもなく、個々の保護者の方がその人らしく子育てし生活できるように、元気になれる機会と出会いの場をいろいろな方法で作っていくことだと思っています。

Author:宇陀市子育て支援センター 所長 辻本 春美

宇陀市子育て支援センター 所長(保育士・幼稚園教諭)
4人の子育てを終えたばかり
親子が元気に過ごせる場所や企画をつくりたい   

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