新入園を迎えるみなさんへ

奈良県私立幼稚園連合会の奥です。

 

桜も咲き始め4月は入園・入学のシーズンです。奈良県の43園の私立幼稚園も新入園児をむかえ、各園が賑やかにスタートします。


 私どもの幼稚園では、入園式はお父さんお母さんと一緒に参加しますが、その後の保育開始日からは園児達の集団生活が始まります。

最初は涙を浮かべながらお母さんのスカートを握りしめていたり、制服を着るのを嫌がったりする子も少なくありません。初めての場に対する不安なきもちと大好きな家族の方と離れるのが寂しく感じてしまう、そういう心の表れだと思います。泣きながらも一日一日幼稚園に通う日々を積み重ねている間に、友達と遊ぶ楽しさ、先生とのおしゃべり、製作やお歌を歌ったりと幼稚園での楽しみを発見していってくれます。ゆっくりゆっくりその涙を浮かべている眼でしっかり周りを見ているのです。

子どもたちは楽しいことを見つける天才です。必ずお家とはまた違った幼稚園の楽しさを見つけてくれますのでしばらく待ってあげていてくださいね。


保護者さんにとっては、泣いている我が子をみると、段々と不安になってきて、「まだ早かったのかしら…」「幼稚園が好きでないのかな…」と心配を挙げたらキリがないと言うところでしょう。「大丈夫かな?」とお母さんも不安な表情を子どもに見せてしまうと、益々子どもも不安に拍車がかかってしまいます。

是非そんな時は、お父さんお母さんが幼い頃、幼稚園保育園でどんなことをして遊んで楽しかったか、どんなことを頑張ったかを聞かせてあげてください。

「お父さんは積み木を高く積めたよ」

「お母さんはお砂場でおままごとをしたのがたのしかったわ。」

そんな話をしているときっとお父さんお母さんの顔も笑顔になっているでしょう。そのお父さんお母さんの笑顔から幼稚園の楽しさが伝わってくると思います。


 幼稚園保育園に入園はあともう少し先という方も、新しく行きはじめた子育てサークルやはじめて出かける場所やはじめて会う人等に慣れるのに時間のかかる子もいると思います。私の長男も実はそういうタイプで、慣れるまでに何時間もかかり、いつも帰るころにやっと慣れだして帰りたくないという子どもでした。

ですので、長男を連れてどこかに行くときは出来るだけ早めに場所について、まだみんなが集まっていなくても場所の雰囲気に慣れさせることから始めました。

「もうすぐ、みんなくるかなぁ」と待っている間に心の準備をしていたように思います。

 

それから、もう一つ。子どもが場に慣れるために幼稚園でも保育園でもまた子育てサークルやお店、遊び場でも、お父さんやお母さんがそこにいる人達と笑顔でhappy01挨拶を交わすことです。そうすると子どもの不安な気持ちが溶けていって安心に変わっていきます。そして、次第に子どももお父さんやお母さんのご挨拶のまねっこをして、徐々に挨拶の言葉もでてくるでしょう。

 4月の入園当初はお父さんお母さんも初めてのことも多く、戸惑いもあることと思います。心配なこと相談したいことわからないことがあったら、幼稚園の先生や園長先生に遠慮なく聞いてみてくださいねconfident


奈良県こども・子育て応援県民会議に参加させて頂いて2年、私も入園してまだ二年目です。各団体の代表の委員さんや奈良県子育て支援課の皆さんにわからないことは聞きながら、奈良県の子育てを頑張っているお父さんやお母さんをしっかり応援できるよう頑張りたいと思います。

Author:奈良県私立幼稚園連合会  奥 裕子

奈良県私立幼稚園連合会は奈良県内43園の私立幼稚園の全園が加盟している団体です。
教員の資質向上のための研修会の開催や保護者負担軽減のために就園奨励費補助の充実を自治体に働きかけをしています。
ライターの奥先生は、周りの雰囲気を明るくしてくれる朗らかさと子ども・子育て支援への熱い思いがあふれている、先生です。

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